産総研の岩崎雄一さんに生態リスク評価や環境毒性学についての講演をしていただきます。土佐弁の要旨は以下の通りです。ご来聴をお待ちしております。
日時:2018年11月9日(金)16:30-18:00
場所:高知大学 物部キャンパス 3-1-11教室
講師:岩崎 雄一 博士(産業技術総合研究所 安全科学研究部門 主任研究員)
演題:
室内試験データを捨てず川に出よう:
水生生物保全のための水質環境基準の決め方を理解し金属の野外影響をもとに考える
要旨:
水生生物を守るための水質環境基準はどうやって決まっちゅうがやろうか。これ知っちゅう人は日本にどればあおるろうか(ネタバレするき,話を聞く前に調べたらいかんで)。私の話では,実際に亜鉛の水質環境基準の設定の根拠となったデータを使って簡単な演習をして,その決め方の課題点を考えてみたいとおもいゆーがよ。その後に,私が休廃止鉱山周辺の河川でやった底生動物(主に水生昆虫)の調査結果なんかを紹介して,どんな決め方や管理の仕方がええかを考えるネタや機会を提供できたらええなぁと思いゆう。